Cyberduckがバージョン6.1へアップデート!ファイル検索などが高速に!

 以前、ご紹介したFTP通信が行えるFTPクライアントソフトのCyberduckがバージョン6.1にアップデートされました!
大きな機能は追加されているわけではありませんが、実用性の高いアップデートになっていますのでバージョンアップしておきたいです。

 バージョンアップによって追加された機能とバグフィックスを解説していきたいと思います。

ファイル検索が高速に!

  まず、1番の注目したい機能なのですが、Cyberduckでサーバ内のファイルを検索するのが以前より高速になっています。
サーバ内を再帰的に表示せずにファイルを以前より早く検索できるようにしたようです。
 今回、対応したサービスがOneDrive、S3、Dropbox、Googleドライブとなっています。よく使うサービスがある人にとっては嬉しいアップデートになったかと思います。

ブックマークでタイプ別にグループ化が可能に

 もう一つ、追加の機能でブックマークウィンドウにて、タイプ別にプロトコルをグループ化することが可能となりました!
多くのプロトコルを管理している人にとっては、グループ化が出来ることにより分かりやすく管理することが出来るようになり助かるかと思います。

バグフィックス

 そして、いくつかのバグも修正されています。
更新がしっかりとされているフリーソフトは、バグもこまめに修正してくれるので本当にありがたいです。

 修正されたバグは以下の通りです。

[バグフィックス]フォルダを作成するときにx-amz-server-side-encryptionヘッダーが見つからない(S3)(#9378)
[バグフィックス] Vaultバージョン6(Cryptomator)との相互運用性
[バグフィックス] SharePoint Online(OneDrive)へのアップロードでコンテンツの長さヘッダーが欠落しています
[バグフィックス]無効な証明書の設定が常に記憶されていないと信頼する(Windows)
[バグフィックス] 5 GBを超えるファイルの名前を変更できない(S3)(#9983)
[バグフィックス]期限切れの認証トークンを処理する(Backblaze B2)

S3関係のバグが2つ直っていますね。
S3自体、1ファイル最大5TBまでアップできるので大量に大きなファイルを上げて方も多いと思いますので、5GB以上のファイルの名前変更が出来ないのは、困っている人は多かったかもしれません。
 あとは、OneDriveのバグも修正されています。